2007年5月19日土曜日

海上自衛隊員と出会いの場

海上自衛隊員と「交際したい」 全国から130人

艦船乗組員を中心とした海上自衛隊員たちが女性と出会う場として催されてきたパーティー「トーキング・フェスティバル」が先日、10周年で30回目を迎えた。若い女性の視点で見た海自隊員像とは……。

 会場の海自横須賀基地・厚生センター(神奈川県)では、着飾った女性と制服姿が目立つ海自隊員、合わせて300人以上が懇談していた。各自でジュースやオードブルを取る立食形式。委託を受けた都内のイベント会社が司会進行し、ジャンケンゲームやビンゴで盛り上げる。
 参加者は胸に番号札をつけて、会が終了した時点で、気に入った異性の番号をカードに書いて申告する。今回は37組のカップルが成立した。

 主催する横須賀上級海曹会によれば、「フェスティバル」は年3回のペースで開かれている。参加者の大部分は横須賀を母港とする艦船に乗り組む隊員。今回の隊員側の参加者約180人は22~45歳で平均30.65歳。
 「声がかかったので、すぐに参加すると返事をしました」(水上艦乗組員)というように、誰でも参加できるわけではない。原則として、上級海曹会が各部隊から「こいつなら大丈夫」と3曹以上の隊員を選抜する。
 全国の海自隊員約4万5000人の3分の1が艦船勤務。もちろん女性隊員もいるが、護衛艦や潜水艦は男性に限られる。

 同会会長の後藤圭三海曹長(46)は「女性とまじめにつきあいたい、という相談を隊員からよく受けるが、出航していることも多く、出会う時間が少ない」と話す。
 そんな事情のなか、フェスティバルで知り合ったカップルのうち、判明しているだけでも33組が結婚している。貴重な出会いの場なのだという。
 一方、集まった女性約130人の出身は北は宮城から南は鹿児島まで。21~43歳で平均30.24歳。職業は会社員と看護師が目立つ。日本国籍で20歳以上の独身者なら参加資格がある。

 上級海曹会によると、フェスティバルの人気は「うなぎのぼり」。海自横須賀地方隊のホームページに募集のお知らせを載せるが、今回は1カ月で定員一杯になった。定員割れはなく、出席率も毎回100%に近い。
 海上自衛隊がテーマになった映画「亡国のイージス」や、旧帝国海軍を題材にした「男たちの大和/YAMATO」が上映されてから応募者が急増したという。

 県内から来た20代の女性も「映画で見た制服にひかれて応募した」と話す。ただし、見た映画を尋ねると「LIMIT OF LOVE 海猿」。隊員から「それはライバル会社(海上保安庁)の話です」と突っ込まれたが、「かっこいいから、どっちでもいい」そうだ。
 なかには「船の乗組員は家にあまり帰ってこないから狙い目」という女性もいた。千葉県から来たという看護師の女性は「自分も毎日、仕事から帰ったらぐったり。結婚しても適度な距離感を保てそう」と話す。

 さて、実際に会ってみた感想は……。
 埼玉県から片道3時間かけて来た30代の会社員女性は「隊員の人はよく言えば、まじめ。言い方を変えると、シャイで人慣れしていない人も多いので、出身地と天気から話題が先に進まないのが困る」と手厳しい。
 「誠実な女性が好きです」という潜水艦乗組員(29)は「共通の話題は少ないけど、制服につけている階級章や(職務や技能を示す)徽章(きしょう)の意味を説明しながら話をつないでいます」。こちらは何やら健気(けなげ)だった。
(朝日新聞 より)


仕事の忙しく出会いの場がない人にとってはよい機会になる。
相手の職業も安定しているようで、女性側も参加が多いのだろう。
職場結婚も職種によっては難しいのでこういった会を設けることが
結婚や恋人を作るきっかけになるのだろう。

男女ともに結婚や子育てをしながら仕事をするには、
あらかじめ専門資格があれば離職機関があっても職場復帰しやすい。
専門資格でなくともビジネススキルや業務に必要な資格や能力があればよいだろう。
キャリアアップにもなるので、
日ごろから資格取得の勉強をしておくことも自分の役に立つ。


生活に役立つサイト
急な出費の資金繰り