高等学校卒業程度認定試験(高認)
高卒認定、半数が進学 5年前より11ポイント増
大学入学資格検定(大検)に代わって平成17年度から始まった「高等学校卒業程度認定試験」(高認)の昨年度合格者のうち50.4%が大学、短大、専門学校へ進学したことが、文部科学省の調査で分かった。5年前の前回調査よりも11.2ポイントの上昇。
昨年度の合格者8954人のうち、30.8%にあたる2760人から回答を得た。
合格後の進学先は大学が最も多く29.5%。専門学校(15.4%)、短大(5.5%)が続いた。来年の受験準備も24.6%に上っており、延べ75.0%が進学目的だった。
高認は高卒者と同等以上の学力があるかを認定する試験。不登校児などへの配慮から、全日制高校の在学生も受験が可能となった。ただ、企業の認知度は低く、「もっと知られるようにすべき」という回答が80.8%に上った。
(産経新聞 より)
大学や専門学校の進学に必要な高卒認定だけでなく、
就職や転職、資格取得には高卒の学歴もまだまだ考慮されている。
学校に関する悩みや問題を抱えている人も多かったり、
何らかの事情で高校を卒業できない人もいるので、
制度を作ったのであれば政府としてももっと周りに周知すべきだろう。
専門的な資格取得は現在の仕事だけでなく、転職や再就職に役立つだろう。
資格の種類も取得方法も様々ある。
専門学校等に通っての専門職の国家資格だけでなく、
講習やテストでの能力判定や認定資格も転職や再就職の自己PRになる。
またビジネスマナーやパソコンスキルなど一般常識にもなりつつあり、
多くの人が持っているスキルについても自分の専門能力ともいえるだろう。
資格や能力、スキルは持っている数だけ職の幅も広がるので、
時間をうまく使って資格取得を日ごろから心がけることもよいだろう。