2007年5月1日火曜日

エレベーターの安全点検

エレベーター点検開始 日本オーチス、道内マンションなど

東京都港区の六本木ヒルズにある森タワーのエレベーター機械室が燃えた火事で、製造元の「日本オーチス・エレベータ」は二十九日、札幌、旭川、釧路のマンションなどで同社製エレベーターの緊急安全点検を始めた。点検は五月二十日に終了する見通し。
 同社北海道支店によると、同社製のエレベーターは道内に五千-五千三百基ある。今回の点検対象は、同社が保守点検している三千八百五十三基のうち、家庭用などを除いた約二千八百基。二十九日は約百五十基について、火災の原因となったとみられるロープの破断や劣化がないか調べた。同社が保守点検を行っていないエレベーターについては、「国土交通省と相談して検討する」(本社広報担当)としている。

 また、二十九日午前、札幌市中央区のマンションで、同社製エレベーターに住民二人が閉じ込められた。通報で駆けつけた同社社員が約三十分後に救出し、けがはなかった。
 同社北海道支店によると、エレベーターは二人が乗った九階を発進後、八階との間で停止。通常の一・二倍の速さで動くと緊急停止するよう設定されている「安全装置」が作動したという。同支店は「(森タワーのような)ロープの破断などが原因ではない」としている。
(北海道新聞 より)


子供からお年寄りまで幅広くよく使うエレベーターなので、安全が十分に補償されて欲しい。
生活を便利にする乗り物なのに事故が起きることにより警戒し、かえって不便に感じる。
特に高層階に住んでいる人にとって必要なもの。
素人目には見えない点でも、何かしら資格・知識のある人には異常は分かるはずなので、
頻繁に安全性を確認することが必要だろう。
事故がおこってからの対応は遅すぎる。
命にも関係あることなので専門性も問われる。
また、ビル管理にも人件費はかかるかもしれないが、
専門家や資格所有者が定期的にいることも必要になるのだろうか。
人の命より替えがたいものはない。


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